けにも はれにも

FP工法で狭小平屋を建てます

土地を決める

実は本命の工務店に初めて行ったときから、いい土地は紹介されていた。
最近完成されたオーナーさんのお隣の土地が、狭小平屋にぴったりだと。

ただ、その話を聞いたのは
「5年後までに家を建てたい」くらいの気持ちのとき。
いい話だったけれど、見逃しかな。と思っていた。

その後、いくつかのHMとの付き合いをする中で
例の土地がかなりいい物件だということが分かってきた。
もしかして、これを逃すのは失策なのでは。
2回目に工務店に行ったときにもう一度プッシュされ
「アクセル踏みます」と回答したのだった。

ブレーキを踏んでいたのは夫。
彼はそもそも家を建てる関心はゼロに等しかった。
選択肢をたくさん与えると選べなくなるタイプなので、
なるべく施工業者選びのときには私一人で行動した。
土地を決めるのを渋っているのも「こんなに早く決めるの怖い」ということだと思う。

幸いなことに、例の土地は猶予があった。
まだ人が住んでいて、空くまでは時間がある。
さらに、更地渡ししてくれるそうなので、そこでも時間がかかる。
更地になってから公開情報となるから、土地選びとしてはかなりの猶予だ。

ここで有効だったのが、ほかの土地を見せること。
土地選びもあまり介入していなかった夫を同席させて、横浜内の土地事情を見てもらう。
価格、条件、環境、すべてが例の土地が圧倒的によかった。

あの手この手で「買っちゃおうよ~」とアプローチしていたのもあってか
なんとか更地になる前のタイミングで、合意が取れた。

さあ、家づくりの本格スタートだ!