仮審査につまづく
地元地銀に住宅ローン仮審査を申し込んだ2日後、
不動産屋から電話があった。
「審査が厳しい状況です」
実は心当たりが大いにあって、
私の病歴で団信は厳しいのがわかっていた。
「団信なしでもかまいません。生命保険で補填します。」
こんなこともあろうかと、死亡保障が出る保険で
入れるところは確認済だ。
でも、それだけじゃなかった。
実際にお会いして説明したいので・・・と呼び出され言われたのは
「担保不足です」
なんと、坪単価が高すぎて担保不足と判断されたらしい。
平屋は床面積に対して、価格が上がる。
これは仕方のないことだと分かっている。
さらに、私は機能性を高めるためにいろいろオプションを積んでいた。
床面積が小さいゆえに、オプションを積んだところで、そんなに高くないというのもある。
長いこと不動産屋している担当の方も、初めて見たというほど、珍しい拒絶理由。
不動産屋から提示された打開策は2つ
・2階を作って床面積を増やす
・金額を下げる
これを飲むのは私の家づくりの根底を揺るがす。
平屋以外では建てるつもりはないし、
オプションを積まないと、この工務店にした意味はない。
最悪、今回の土地をあきらめることも覚悟して、
次の金融機関探しをすることになった。