平屋に住みたい
私の実家は3階建てだ。
今は還暦を超えた母だけが住んでいる。
今でこそ元気だけれど、足腰が弱ったら階段の上り下りを日常的にするのは怖い。
いつ転んで骨折するか、考えるだけで心配になる。
実家を出てから、マンションやアパートに住んできた。
階段のない生活は快適だった。
賃貸住宅でも、設備はどんどん良くなっていくし、
人生の自由度も高い。
ずっと賃貸でもいいと思っていた、ときもあった。
でも、だんだん長生きリスクが怖くなってきた。
高齢社会になれば、賃貸が借りれないなんてことはないにしても
それでも現役世帯よりは環境は悪いところに住まざるを得ないだろう。
弱った身体で寒い家に住むのはつらい。
死ねないのに健康ではない状態で生きたくない。
健康に過ごせる家が欲しい、と思った。
平屋で考えているのなら、マンションでもいいとも思う。
私の場合、管理組合などに入って人間関係で消耗したくなかった。
ご近所付き合いをするなら、ちゃんと選んだ場所がいい。
土地選びのときには日中と夜に何度か通って環境を確認した。
治安や、近所の方の雰囲気は時間帯で変わる。
マンションと違って、入れ替わることも少ない。
健康で、ストレスの少ない暮らし
その入れ物としては、私にとって小さな平屋が理想だった。