けにも はれにも

FP工法で狭小平屋を建てます

土地の契約手続き

住宅ローンの仮審査が無事通り、土地の契約手続きに入った。

 

kenimo-harenimo.hatenablog.com

 

お世話になっている不動産屋に、売主、買主が揃い、

不動産屋から説明を受け、ひたすら署名、捺印をする。

人生で一番ハンコを押したときかもしれない。

 

このとき、売主さんに手付金として価格の10%を現金で支払う。

事前振り込みも、事後も許されない。

その場での現金直接渡し一択である。

 

このご時世に本気かよ、と思った。

だって、土地の価格の10%って、かなりの金額だ。

 

現金の準備は、かなり神経をすり減らした。

入用と分かってからの1か月弱、日用品を買うのにも

憂鬱になるくらい、金欠病になっていた。

 

家を買うために財形貯蓄をしていたけれど、

土地の売買のタイミングでは、「住宅」の取得ではないので

財形を解約することができなかった。

ある程度まとまった金額は、1か月定期などに入れていたので

解約日にやきもきしながら、なんとか現金で準備することができた。

こういうときに借金ができる親族がいると、いろいろ安心なんだろうな。

 

ちなみに、現金直接渡しが原則なのには理由があって

きちんと説明を受けて、売主買主両者が売買契約をすることに同意した場で

本人確認をした上で、両者間での受け渡しとなるため、とのことだった。

契約の署名、捺印、手付金がセットということだと理解した。

 

売主を騙って手付金を奪う詐欺もあるらしいので、納得。

でも、小市民としては多額の現金を持ち歩くリスクも保障してほしいところ…。

 

とにかく、無事に契約手続きが完了。

あとは住宅ローンの本審査手続きをして、決済が済んだら

いよいよ土地所有者になる。