天井を低くすることについて
低い天井にあこがれがあって、
これは完全に伊礼智さんの影響だ。
伊礼さんの設計では、吹き抜けが多い。
吹き抜け以外の部分をあえて天井低く、落ち着きのある空間にすることで
吹き抜けとの天井高さの差が効く
吹き抜けをそこまで熱望していたわけでもないのだけれど
スキップフロアのような空間が好きだったので
自然と吹き抜けを作ることになった。
また、天井が低いとハイドアを選ばなくてもハイドアにできる。
神谷のハイドアを見たら、一発でハイドアを選びたくなるだろう。
魅力的だけど、価格が合わないということもあると思う。
https://www.kamiya-yokohama.co.jp/about_fhd/
でも、天井が低ければ、少なくとも天井までの扉にすることはできる。
既製品の扉の高さの上限くらいで、生活するのには十分な高さが得られる。
天井が高いほうがいい、という価値観が一定の年代にあるらしい。
開放感とか、広さの演出にはいいかもしれないけれど
私は生活の場では、開放感よりはこもり感のほうが心地よい。