けにも はれにも

FP工法で狭小平屋を建てます

本を読んで考えたこと

いくつかの家づくり関連の本を読んで、分かったことがある。

ハウスメーカーではなく、地元の工務店を選ぶのがおすすめ
・下請け業者の施工で信頼できるところはない

確立された施工方法で、低コストで住宅が建つなら
ハウスメーカーいいのでは、と思っていたけれど
いろんな先生が「地元の気候や暮らしを知っている工務店がよい」
とおっしゃっていた。

また、ハウスメーカーでは下請けの下請け、孫請けのような業者さんが
施工していたりして、結局地元で、直接住宅は受注できないような工務店が使われていたりする。
知識レベルも、技術もハウスメーカーの名を背負っているにしては品質管理ができていない。

というようなことが書かれていた。

実際、後に土地探しのときに近隣で工事している現場を目にしたりすると
それはもう、ひどいものだった。
ゴミが散乱し、室内にいれるであろう機材が、砂の上に無造作に置かれている。
どこのハウスメーカーだ、と思って看板を探すと
さすがに後ろめたかったのか、かなり隠された場所に設置してあった。

もし、気に入ったハウスメーカーがあったとして
いざ建てるときの業者がこうでない、といえる保証はない。

結果として、私が選んだのは地元の工務店
打合せをするのにも比較的近いからすぐ行けるし、
土地勘もある営業さんなので、土地選びのアドバイスも受けられた。

肝心の、施工に関しての部分は
感動的なまでにきれいな現場を見させてもらったことと
そもそもミスが起きづらい工夫が見られたことで信頼できた。

そこに至るまでは、図書館で工務店を紹介している本を片っ端からチェックして*1
名前の挙がった工務店の出版物はないかチェックしたり、webサイトを見たりして絞り込んだ。
建築家の先生で、施工面に関して一家言ある方がお付き合いしているような工務店だと
きちんとしている印象がある。

やはり、自社大工として教育しているところは違う。
信じるまでには手間も多くかかるけれど、この選択に迷いはない。

*1:読んではいない。工務店リストのようなものがあるのでそれを見る