けにも はれにも

FP工法で狭小平屋を建てます

工務店を決める

地元の工務店を集中的に選ぶようになって、わりとすぐに
本命というべき工務店を見つけた。

FP工法を採用している、アクセスも悪くないところ。

なぜすぐ見つけられたかというと、そこの会長が精力的に本を出版しているからだ。
地元の本屋には必ず著書があり、図書館にも潤沢に置いてある。
しかも種類が多い。

なかなか熱意のある会長で、思いをぶつけるのに20数冊も出してしまったようだ。
主張していることにも共感できるし、頑固にならず、常に進化している。
好感を持って資料請求と打ち合わせの予約をしたら、早速最新刊が送られてきた。
なるほど、こうして図書館に常に蔵書が置かれるようになるのだ。

数々のブログを見て、施工不良の例を知って疑心暗鬼MAXのタイミングで
見学と打ち合わせの機会を得た。

会長の本も数冊読んで「なかなかやりよる・・・」と思っていたところで
モデルハウスを見てさらに納得。
気になった点を指摘するより早く
「このやり方は今は採用していません。建てた当時は画期的でしたが、
使用してみるとこういう欠点がありました」と説明が入る。

時代の影響もあって、選んだことが最善であるとは限らない。
けれど、こうやって長いこと誠実に取捨選択をしている会社なら
信じることができる。

ちなみに、社長の家も見せてもらった。
「ずっと地元でやってきているんで、みなさんにお見せしています。
 不誠実なことがあったら、石を投げてもらってかまいません」
徒歩圏内に立ち並ぶ、施工した住宅の数々が、その言葉をさらに裏付けていた。